視神経脊髄炎を発症したこの時期に
私は、毎年とあるシャンソンのCDアルバムを聴きます。
それは恒例行事のようなもので・・・
HCUにいた私へ、たまたまCDを持ってきたのが
なぜか、この「シャンソンのアルバム」でした。
そして、なぜか、一晩中、一曲を永遠リピートする設定になっていたこともあり
この「シャンソンのアルバム」を聴くと
HCUでの経験が色鮮やかに匂いや空気間まで蘇ります。
そして今年。
今、精密検査の為、入院しています。
入院と言っても、私はいたって元気なのでご安心くださいね。
さっきも、この入院中、足を弱られる訳にはいかないので
2リットルのお水を袋に入れて、階段を上がってきました。
節目の5年目にふさわしい感じで・・・
まさかの「発症した同時期に5年目の検査入院」が入るとは・・・
そして、まさかの「神経内科で約2ヶ月間闘病生活を送った時と同じ病室に入院」しています。
まるで、留学中の思い出が詰まった
懐かしいアパートに戻ってきたような、そんな感覚で
感無量・・・
リハビリの先生も、看護師さんも、クラークの方も覚えていてくださって
「懐かしい」再会の連続です。そして皆さん「良く覚えていますよ!!全く動かなかったのにーー。凄く良くなリましたねーーー!びっくりーーー」
と・・・
恒例行事の「シャンソンのCD」をこの病室で今聴きながら
ブログを書いているのですが、やっぱり、涙が溢れてきちゃいますね。(笑)
2016年の時は、ベットから自分の力で起き上がることができず
この天井を見つめ、毎朝「今日も生かされている」と、ただただ、命あることに感謝していました。
そして
私の名前の由来である聖書(詩篇91篇)「主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる・・・」この天井が羽ならば、私はこんなに不自由な身でも
価値あるものとして守ってくださるのか・・・と・・・
幸運なことに、この病室に戻り、走馬灯のように思い出されます・・・
2021年の現在
歌を続けられている不思議。素晴らしい方々と出会い、応援してくださり支えてくださっている幸せ。新しいことにもチャレンジできる環境に
感謝・感謝です。
皆さん、これからもよろしくお願い致しますね!
(2016年) 動かない足をさすってくれていた両親
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(2021年)自分の足で歩いて戻ってこられました